2025/01/09 00:25





年の瀬が近づくにつれて「今年もあと◯◯」「時が経つのは早い」なんて言葉が世間でよく聞くようになった。


そんな僕はというと新しいチャレンジの年だった。

イラストコンセプトに合わせたマンスリーブレンド、グッズの販売、そして間借り、イベント、ラジオ配信etc。


僕らという存在を少し外にアピールしてみたのだがこれがなかなか難しい。

自分達のやりたい事、広めたいこと。顧客ニーズとのギャップ。

そんな試行錯誤をずっとしている年だったかもしれない。


その結果僕らは僕ららしくという結論に落ち着いた。


顧客ニーズに寄りすぎても個性がなくなり他でも良くなる。もちろん万人受けする僕らではない。

だがひとつの答えとしては決して間違ってはないない道を歩んでると信じている。

僕らが僕らであるために、そしてそこに個性を感じて居心地の良さを求めてくれいる人達がいてその人に寄り添い何かができるのもSonicSheepとしてのひとつの在り方であるのでは、、、と。


もちろん頑固に突っぱねるということではなく、あくまでもこれだけコーヒー屋が溢れているのだから八方美人ではなく自分たちの世界観を楽しんで欲しいということである。



そんな僕らの世界観といえば今年特に推していたのが「絵本」というテーマ。

12月で絵本をコンセプトにしたマンスリーブレンドが終わる。

1月から12月までのブレンドカードを並べると1つのストーリーが出来上がるマンスリーブレンド、完成した人はいるだろうか?

そこにも僕らからのちょっとしたメッセージが隠されていたりするのでぜひ今までのカードを並べて見てほしい。


大人になるにつれて触れる機会がグッと減る絵本。

でも絵本ほどこんなにもメッセージが込められた書籍はないのではと思っている。

子供の頃は読み聞かせてもらって「可愛い」「面白い」「楽しそう」「痛そう」「可哀想」なんて感情を感じながらもイラストに集中していたものだが、大人になって良くも悪くも感受性が人によって違って育ちできあがったなかで情景を想像したり、メッセージ性を読み取って触れてみるとこれがなかなか面白い。

小さい頃に読んでた本がまた違った1面を見せてくれるかもしれない。


そんな絵本をテーマにやってきた僕ら。

来年はまた少し違った形で皆さんに寄り添えたらと思っている。

変わらず2匹のひつじとうさぎは登場するけど、もう少し違う形で登場させていきたい。

うちの子達の活躍をぜひ楽しみにしていてください。



時が流れると変わらないものをある、けど変わるものが大半なのかもしれない。

僕らSonicSheepも新しい体制で動く事になって期待に比例して不安もある。

でも期待と不安があるからこそ「楽しみ」という「ワクワク」が生まれるのかもしれない。

山あり谷あり。それでもそこに僕らがいたという何かができたらいいと思っている。


年の瀬になると言うのになぜか目の前のバタバタより来年の年の瀬は何を考えていて、誰と過ごしていて、何が変わっているのだろうとかと考えている。


すでに僕の来年への「ワクワク」はフライングで始まっているのかもしれない。